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彼女に出会えたことの意味 PAGE4

ผู้เขียน: 日暮ミミ♪
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-12-23 09:30:35

 出張という名の神戸旅行二日目。朝食はルームサービスを二人分取って絢乃さんのお部屋で二人で頂き(支払いも彼女のルームナンバーにつけてもらった)、午前中から二人で神戸観光に繰り出した。

 前日に満喫した水族館のあるミュージアムから少し足を延ばし、四月にリニューアルオープンしたばかりのポートタワーの展望デッキへ上がっていった。その日は天気にも恵まれ、そこからは明石あかし海峡大橋やその先に続く淡路島――川元支社長の出身地だ――、さらには四国のあたりまで一望できて、二人して「わぁ、スゴいねー!」「すごいですねー」と歓声を上げていた。

 タワーの中にはショップやアトラクションも色々あって、僕たちみたいな大人もお子さんも楽しめるようになっている。

 展望フロアーの三階には三百六十度回転するカフェがあり、僕たちは展望デッキから見た景色を眺めながら大好きなコーヒーを楽しんだ。

「――さて、この後はどうします?」

 神戸という街にはまったく土地勘がないので、コンビニで買ったガイドブックを広げながら絢乃さんに次の予定を訊ねると、ポートアイランドにある〝どうぶつ王国〟に行きたいとリクエストがあった。三宮まで戻れば新交通システム一本で行けるらしい。ここでしか見られない、珍しい動物もたくさん飼育されているようだ。

「じゃあ、そこに行きましょう」

 ガイドブックをよく見ると、同じ人工島にはコーヒー博物館もあるらしい。僕のリクエストでそこにも行って、博物館の近くで昼食を済ませてから東京に帰ろうということになった。

 絢乃さんは動物がお好きなようで、神戸どうぶつ王国では可愛い動物たちにほっこりと癒され、動かない鳥ハシビロコウが動いた瞬間には大喜びされていた。

 コーヒー博物館はかつて神戸で海洋博覧会が行われた時の、パビリオンだった建物を利用したコーヒーのミュージアムだそうだ。コーヒー好きとしては、一度は訪れてみたい場所だった。

 僕もかつてはバリスタを目指していた身だが、その夢を諦めてしまった理由を絢乃さんに話したことはなかったので、この機会に打ち明けようと思った。

 僕がバリスタになりたいと思っていたのは高校時代のことだが、その頃すでに自分で飲食店をオープンさせるべく働いていた兄が、「兄弟で一緒に店をやろう!」としつこく言っていたのでウザくなり、僕は自分の夢を諦めるに至ったのだ。

 実に
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     小さなダイヤがあしらわれたプラチナリングを左薬指にはめて差し上げると、絢乃さんはものすごく喜んで下さった。「……絢乃さん、実は……。僕、お父さまから一年前のクリスマスイブに頼まれていたんです。『絢乃さんのことを頼む』って。それには、生涯のパートナーとしてという意味も含まれていたんです。僕はやっとお父さまとの約束を果たすことができそうです。……こういうと、お父さまの言いなりでプロポーズをしたように思われそうですが」「でも、貴方は貴方自身の意思でわたしとの結婚を決めたんでしょ? ホントにありがとう」「はい。それはもちろんです」「だったらいいの。パパのことは持ち出さないで」 結婚を決めたのはあくまでも僕たち自身だった。お父さまがお決めになったわけではなく。   * * * * その夜、絢乃さんは僕の部屋に泊まって行かれることになった。それは僕たちにとってずっと待ち焦がれていた瞬間だった。――僕と彼女が初めて体の関係を持つという。 着替えがないというので急きょ購入したモコモコのルームウェアと真新しい下着を脱がせた時は緊張した。僕自身、女性を抱くのは美咲以来のことだったから。 丁寧に秘部を指や舌でほぐし、避妊具を着けて挿入する時、彼女は一瞬痛そうに顔をしかめておられたが、「大丈夫、続けて」と躊躇する僕を促して下さったので、僕はそのまま行為を続けた。「……絢乃、気持ちいい?」 行為の間は名前を呼び捨てにしてタメ語で、という彼女のお願いを聞き入れた僕が耳元でそう訊ねると、彼女は喘ぎながら「うん」と頷いた。 彼女の声はやっぱり艶っぽくて、僕の脳までとろかしていった。僕に抱かれるまで、ずっと一人でこんな声を漏らされていたのだ。でも、他の男に聞かれていなくてよかった。この声はこれからも一生涯ずっと僕だけのものだ。「絢乃さん……、僕はもう……っ」「あぁ……っ、わたしも……っ」 大事な部分を繋げ合ったまま、僕たちは幸せな気持ちで二人同時に絶頂を迎えたのだった。

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    「すみません、突然押しかけてしまって。もう事務所を閉められる頃だったんじゃないですか?」「いや、別に構わねえよ。個人でやってる事務所だから時間の融通はきくし」 内田さんはそう答えて下さった。一般企業ではないから、特に閉所時間なんていうのは決めていないのかもしれない。「――誹謗中傷の投稿をしたのは、俳優の小坂リョウジさんだったそうですね。動機は僕への逆恨みだったとか」「ええ。あの男、調べた限りじゃ所属事務所もクビになってて相当焦ってるみたいですよ。絢乃さんには会長就任の記者会見を見てからずっと目をつけてたみたいですね。彼女に取り入れば大きな仕事が転がり込んでくるって」 答えて下さったのは真弥さんの方だった。「ふてぇ野郎だよな」と内田さんも同調して、彼女と視線を交わしていた。どうでもいいが、来客の目の前で恋人同士の空気を出すのはやめてほしい。「……あの、今日、こちらへ訪ねてきたのはですね。調査が終わった後なのに、絢乃さ……会長が僕に内緒であなたと頻繁に連絡を取り合っているようなので、ちょっと気になって」「……………………」 本題を切り出すと、内田さんは何か後ろめたいことがあるように僕から目を逸らした。「もしかしてあなた、彼女と浮気してるんじゃないですか?」「「…………~~~~っ、アハハハっ!」」 僕が指摘すると、彼も真弥さんもなぜか大爆笑した。どうして僕はこの二人からこんなに笑われているんだろうか。「あー、ごめんごめん! なんかあんたに誤解させちまったみたいで申し訳ない! でも、それは絶対にねえから。依頼人には手を出さない、これ探偵の鉄則な。――絢乃会長と連絡を取り合ってるのは、三人でちょっとした作戦を立ててるからで……、あんたには内緒にしてほしいって言われてんだけどな」「作戦?」「ああ。あんたに話したら絶対に反対されるから、って。そんだけヤベえ作戦ってことなんだけどな、それでも彼女はやりたい、だからオレたちにも協力してほしいって」 つまり、それだけ危険を伴う作戦ということだろうか。ケガをさせられる、もしくは彼女の貞操にも影響が……? だから彼氏の僕にも言えなかったのか?「そんなに危険な作戦なら、あなた方も止めて下さいよ。分かっていて協力するなんて、そんな……恋人である僕を差し置いて」「おっ、それがあん

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